みなさまからのご質問

協会に寄せられたご質問にお答えしたものを、会員の皆さまへ共有いたします。
お客様からの事例解消やご自身のお悩み解決にお役立てください。

ご相談や疑問・質問がございましたら、各資格の公式LINEへお寄せください。



Q.毎日納豆を食べています。
夕食で食べていたものを昨日は朝食で食べたらおならが出やすくなりました。
これは納豆の影響でしょうか?
発酵食品は食べるタイミングによってこのような変化があるのでしょうか?
A.食べるものを変えて1日(24時間)以上経過していたら、その影響という可能性は高いです。

食べるタイミングが変わったことで以下の影響が考えられます。
①腸内での滞在時間が変わったことによる影響
(1日何回排便があるか、排便のタイミングが規則的か不規則かにもよる)
②腸内細菌バランスの変化による影響
③体の消化管、主に腸の働き的に[・朝は排泄の時間・夜は消化や吸収の時間]となるため、朝から発酵食品(その中でも特に納豆菌)を摂取することにより、消化負担が大きく、消化しきれない影響
(納豆の原料は豆で、小腸で吸収されにくく大腸で発酵しやすい糖質のため、張りやすさがあります)
Q.普段から食物繊維サプリを飲んでいます。
妊娠中に飲んでも大丈夫でしょうか?
A.サプリの成分にもよりますが、グアーガム分解物などの食物繊維100%で作られているものでしたら問題ございません。
成分表示をよくご覧になって見てください。

また、便通が正常な方でも妊娠中には便秘になる場合がございます。
その場合にはかかりつけ医へご相談ください。
Q.朝食に海藻類を摂ったらお通じが良くなったというお話を何件か聞きました。
昼食・夕食より朝食で効果を感じるそうです。
タイミングによって影響に変化はあるのでしょうか?
また、ネバネバ食品には海藻類以外にもオクラ・モロヘイヤ・なめこなどそれぞれ成分にも違いがあると思いますが、海藻類のフコイダンがよりお通じに効果があるのでしょうか?
A.朝食を食べることで朝から腸の蠕動運動が促されますので、その影響が理由の1つと考えられます。
また、朝から発酵性食物繊維(特に海藻類に含まれるアルギン酸)を採ったことで、便の量を増やし通りをよくしている可能性が考えられますね。

ネバネバ食品のぬめり成分は、おっしゃる通り食材によって様々です。
(イヌリン・ペクチン・ムチン・アルギン酸・フコイダンなど)
そして腸のどこで菌のエサになるかも成分によって違います。
そのため、当会ではどれかひとつが良いという事ではなく、バランスを重視して色々な種類を食べることを推奨しております。
Q.海藻類の摂りすぎは甲状腺トラブルにつながりますが1日摂取量の上限はどれくらいでしょうか?
A.海藻類の過剰摂取を問題視する甲状腺トラブルのもとは『ヨウ素』です。
当会でヨウ素や海藻類の1日摂取量の制限は設けておりませんが、厚生労働省は「日本人の食事摂取基準」で『ヨウ素』を成人男女で1日あたり約3㎎(3000㎍)の上限を定めていますので、こちらを参考になさってください。

例)
もずく1パック 約120㎍
めかぶ1パック 約390㎍
焼き海苔1枚 約60㎍
わかめ50g 約950㎍