代表理事解任・除名及び新代表理事選任のお知らせ
2020年10月1日
一般社団法人日本美腸協会
一般社団法人日本美腸協会(本部:東京都渋谷区恵比寿、以下「協会」といいます)は、協会前代表理事(以下「当該前代表理事」といいます)による不正行為(協会の資産・資金の個人会社への流出等。以下「本件不正行為」といいます)が判明し、当該前代表理事に不正防止のための是正・改善策を勧告したところ、当該前代表理事より当該勧告に対する一定期間内での承諾がされなかったため、本年9月8日に臨時社員総会及び理事会を開催し、当該前代表理事を代表理事・理事から解任すると共に協会からの除名処分を決定致しました。
本件不正行為の概要、協会の対応、及び再発防止策について下記のとおりお知らせ致します。
当該決定を受けて協会は、北川睦子理事を新たに代表理事として選任致しましたので、ご報告申し上げます。
協会において本件不正行為が行われたことは極めて遺憾であり、取引先様をはじめ関係者の皆様に多大なるご迷惑ご心配をお掛けしますことをここに深くお詫び申し上げます。
これを機に協会の本格的な改革及びガバナンスを進めて参りますので、ご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
記
1. 本件不正行為の概要について
経理資料を調べていたところ、不審な請求内容・支払い及び資金移動が含まれていることが発覚し、更に会計データ・証憑等を精査したところ、当該前代表理事は、協会が常時使用し重要な権利・資産として取得を予定していた商標を、協会に許可なく、私的な個人会社(代表取締役及び株主:当該前代表理事。以下「当該個人会社」といいます)を通して登録・取得したのみならず、協会にその使用料を複数回にわたり支払わせていたことが判明しました。
また、当該前代表理事は、その立場を利用し、当該個人会社に対して、少なくとも2年間で数十回にわたり使途不明な多額の資金を流出させたこと等も発覚しております。
協会では、本件不正行為について、弁護士を中心に外部専門家のアドバイスを受けながら更なる社内調査を進めているところであります。
2.協会の対応について
本件不正行為発覚後、協会は専門家の指導の下、直ちに社内調査を実施し事実を確認した上で、当該前代表理事に不正防止のための是正・改善策を勧告したところ、当該前代表理事より当該勧告に対する一定期間内での承諾がされなかったため、臨時社員総会及び理事会を開き、当該前代表理事を代表理事・理事から解任し、協会から除名することと致しました。
協会では、顧問弁護士ら外部専門家による協力の下、民事及び刑事での然るべき法的措置を検討の上、協会より不正に流用した資産・資金の回収を含め、適切な措置を講じてまいります。
3. 再発防止策について
協会は新たな行動基準を定め、これを全役員・スタッフに周知徹底し定着を図ることで、コンプライアンス及びガバナンスを軸とした経営を推進してまいります。
この度このような不祥事が発生したことを厳粛に受け止めており、今後は内部統制システムの定着をより一層推し進め、その実効性を高めることで、再発防止に努めてまいります。
具体的には、以下の施策を実施いたします。
①不定期な協会内モニタリング等による協会諸規定遵守状況等の徹底確認・調査
②手元現金の極小化及び厳格なキャッシュ・マネジメントによる支払業務管理
③経理財務業務全般のチェック機能の強化
④担当理事及び監事による定期外の抜き打ち内部監査
加えて不正に協力した協会内外の関係者の厳正な処分も実施致します。
尚、本件に関して開示すべき新たな事実が判明した場合や追加決定を行った場合には、改めてお知らせ致します。
以上
お問い合わせ
一般社団法人日本美腸協会 事務局
info@bicho-kyoukai.jp