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講師とセラピスト どちらが欠けても今の私はなかった|認定講師 長谷川奈々さん

美腸プランナー、美腸アドバイザー、美腸セラピスト、認定講師など日本美腸協会の各種資格を取得した方々が、どのように楽しみ・学び・成長し、腸の資格を活かしているかを紹介します。

今回は、山形県を拠点に活動を行っている認定講師の長谷川奈々さんにお話を伺いました。認定講師資格を取っていなかったらここまでサロンは上手くいってなかった。と話す理由とは?ぜひご覧ください。
腸の講座って何?
ー 「私の便秘は治るはずがない」と半信半疑で受講したそうですね
SNSで偶然見かけた腸の講座に正直期待はしていませんでしたね。子どもの頃からずっと便秘で、家族も全員便秘。便秘が当たり前の環境で生きてきたので遺伝だし、体質だから変わるはずがないと思っていました。腸の講座ってなんだろう、試しに受けてみよう。くらいの気持ちでした。
ー 受けてみてどうでしたか?
車で3時間ほどかかる帰宅途中、運転しながら「腸ってすごい大事じゃん!」って物凄く感動していました。ですが、時間が経つにつれてモチベーションが下がり「腸が大事なのはわかったけど、やっぱりラーメン好きだし…」とほぼ変わらない生活を送っていました。
ー それでも、美腸プランナーに進んでみたんですね
腸に感動したことは覚えていました。それでもう少しやってみようと思いました。美腸プランナー講座では、食事メモを書いていく宿題がでますよね。講座で食事チェックをやってみると講師もドン引きするくらい悪くて、自分の食生活を目の当たりにしました。講師の方からも「なおすところしかないね!」と励まされ、ちゃんとご飯を食べよう。と思いましたね。
自分が元凶だったといえる今
ー 人間関係を振り返ると後悔することもあったそうですね
ずっと反抗期が続いているような状態でした。今思えば姉妹と顔を合わせると喧嘩になるので毎日外食をしていたのかもしれません。正義感があるがゆえに口に出してしまうところがありましたね。売り言葉に買い言葉。腸活に出会っていたら不仲にならずにすんだ人間関係もあっただろうと思います。美腸プランナー講座を受けてから徐々に、周りから丸くなったねと言われるようになりました。姉妹でお笑いライブに行く日が来るなんて全く考えられなかったですね。考え方、言葉、行動すべてを変えたといっても言い過ぎでないくらい変わりました。脳腸相関(脳と腸のネットワーク)が研究によって少しずつ解明されていますが、私は身をもって体験しました。
日本美腸協会 認定講師デビューから3年。挫折はない、むしろまだ入り口。
ー 認定講師になって3年、振り返ってみていかがですか?
認定講師になった時期に同じくして山形県鶴岡市で腸もみサロンをオープンしました。おかげさまでサロンにもたくさんの方々が足を運んでくださっています。認定講師を取っていなかったら今日のようなサロンに成長していなかったと思います。実は認定講師の前段階である美腸アドバイザー資格を取るときに講座はやりたくないと思っていました。ですので資格取得に必要な入門講座の開催もモニターしかしないつもりでした。しかし、聞いてくれた人たちの目や反応をみていると伝えることの大切さに気付かされ認定講師まで取ろうと決意しました。認定講師講座では自分の知識を得る段階から人に伝える段階に上がっていきます。カリキュラムのなかでカウンセリングの練習などを受けました。その学びがサロンワークにも非常に生きています。日本美腸協会の資格は、おなかの不調に悩む方が改善するための講座だけでなく、美腸アドバイザー以上は仕事やキャリアップにプラスになる資格取得が可能です。過去の私のように腸がわるいときは後悔が残ってしまうような関係性しか作れなかったのが、腸が変わることで自分の可能性を追い求める気持ちが芽生えることはごく自然な感情だと思っています。丁寧に会話を繰り返しながら“その方自身がどうゆう未来になっていきたいか”“心から思っていることに気付いてもらえる”ことを願ってカウンセリングしています。
ー 長谷川さんはいつも楽しそうに仕事をしているって言われるそうですね
はい、腸活に出会って早10年、開業して3年経つ今も毎日楽しいです!認定講師として3期生ほど美腸セラピストを輩出していますが「地元に競合店ができるのでは?ライバル意識は無いのか?」と聞かれたことがありますが、山形県鶴岡市のひと全員に知ってもらうには私一人では足りない、逆にみんなでもっと盛り上げていきたいと願っています。
長谷川さん
美腸セラピストの仲間たちと山形市内で開催した腸もみ体験イベント
ー これからに寄せる想いをおしえてください
愛してやまない鶴岡市はもちろんのこと、東北全体を腸で盛り上げたいと考えています。そのために着手している2つのことがあります。ひとつはサロンを少しずつ拡げていきたいとかんがえています。夢は東北エリア全県へのサロン出店です!ふたつめは伝える活動です。昨年から市役所や保育園から依頼を受けて腸のセミナーを開催しています。「遺伝だし、性格だし、変わるはずがない。」と思っていた私が変われたのは腸を知ったから。腸を知ればもっと幸せに生きられるはずだと確信しています。おかげさまで腸の大切さが認知され、市や保育園でも毎年開催してほしいと継続的なお付き合いをいただいています。
長谷川さん
山形県鶴岡市で開催した健康「腸活セミナー」の様子
「もっと幸せに生きられるはず、腸を知れば…」長谷川さんの原動力にもなっている体験からの確信は講師としての指導にも大いに生かされていると感じました。長谷川さんが美腸プランナー講座をすすめる理由は「セルフ腸もみを習得して、いつかサロンを卒業してほしいから」。一生サロンで腸もみしないと出せない身体にならないでほしいと自立を促す考えは、「一家に一人腸の専門家を」スローガンに掲げる日本美腸協会の理念をまさに体現している指導者と感じました。
長谷川さんありがとうございました!